このバターミルクペイントですが、実は工房アヤさんの若いイケメンスタッフさんが教えてくれました。
店内に置いてある子供用?のマットホワイト調の椅子を見て、『これ可愛いですね』と言ったところ、お兄さんが『これはバターミルクペイントって言うんですよ。色も良いし自分でも簡単に塗れますよ』と教えて下さいました。
教わった通り、我が家ではIKEAで買ったダイニングチェア、自作のキッチンシェルフ、キッチンカウンター、室内の巾木(無塗装)などにハケで塗り塗りしています。
一度塗りだと木目がしっかりと浮き出てアンティークな雰囲気を楽しめます。
二度塗りだと木目がほとんど見えなくなるくらい塗装に厚みが乗り、マットな仕上がりを楽しめます。
水で薄めて使えるので色合いの濃淡が自在で、濃くて硬く感じたり、塗りにくい場合でもすぐに塗りやすい状態に調整できます。
建材やペイントで僕が嫌いなのは『臭い』ですが、このミルクペイントは建材特有の接着剤みたいな異臭がありません。
臭いと言えば、何となく石灰のようなちょっと石っぽい臭いがするくらいで、咳や痰が出るとか、目や喉が痛くなるとかの症状は一切ありません。
室内に小さいお子さんが居ても安心して使えます。
もしかしたらシックハウス症候群対策としてこのペイントを使うのは安全かも知れません。
『塗料の臭いとか気にならないならDIYで室内・家具・小物をペイントしたい』という人は一度試してみてはどうでしょうか?
小さいサイズも売っているので、まずは試して大丈夫でしたら大きいのを買えます。
コロールさんHP
http://colore.milk.tc/index.htm
ペイント工房さんHP
http://www.paint-koubou.jp/buttermilk.htm
ここからようやく本題に入ります(笑)。でも、短いですよ?
それでは勿体ぶらずに手順をご紹介しましょう。
1.バターミルクペイントを水で超薄めます。
POINT:かなり薄めます。『白濁した水』程度の薄さでOKです。ペイントというよりも、むしろ色水って感じです。
塗った時に、ドライウォールの表面にうっすらと白い粉が乗る程度の薄さです。
2.ドライウォールの表面に直接塗ります。
POINT:ハケで水を塗るかのようなアバウトな手さばきと勢いで表面をコーティングします。
テキトーな感じで大丈夫です。
※カビが生えている箇所は、バターミルクペイントで塗る前にエタノールを塗布したキッチンペーパーでカビを拭きとって下さいね。
我が家では、床から1mくらいまでを塗布範囲にしましたが、バターミルクペイントを超薄めて使っているので塗っていないドライウォールとの境目がほとんどわかりません。
逆に境目がわかるようだと少し濃いのでさらに薄めて塗ってみて下さい。
今のところこの作戦は成功しているようです。ドライウォールにカビが発生した場合はぜひお試し下さい。